フェルナンド・ペソア「新編 不穏の書、断章」 [読書]

今日で3月も終わり、明日から4月。
新年度ってやつですね?
ここ数年はダラダラと流して過ごしてしまったので、
新年度はいろいろと気合入れていきましょう!

...って思ってる矢先にこれを読んだのはまずかったかも?

新編 不穏の書、断章 (平凡社ライブラリー)

新編 不穏の書、断章 (平凡社ライブラリー)

  • 作者: フェルナンド・ペソア
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2013/01/12
  • メディア: 単行本



そもそも、まーったく知らないですね、フェルナンド・ペソア。以前に立ち寄った大型書店でその表紙が印象的だったので記憶していたのですが、ある日何かの書評で紹介されていたのを表紙の写真で気づき、そこから気になりだして、実際の書店で手にとって購入しました。

なんですかね?詩?散文?
「断章」のほうは「ラ・ロシュフコー箴言集」みたいな感じもありますが、そこまで箴言的ではなく、「不穏の書」のほうはそれの文章が少し長くなった日記みたいな(ちょっと違うけど「反哲学的断章」に似た印象も持ったりします)。そもそも私は詩は読めない人(ランボーで挫折)なんですが、不思議と読みふけってしまう。適切かわからないのですが、普段の生活と本当の生活とのギャップを抱えた人が周りを馬鹿にすることなく自ら世を捨てていくさま…みたいな感じです(多分一般的な解釈からすると間違ってるな)。

まぁ、これ読んでくと、冷静に世捨て人になるのもいかな、なんて考えたりします。
なので、新年度を迎えてもダラダラと自分を貫いていきましょう。

ってな感じで。

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