津原泰水「ブラバン」 [読書]
最近は小難しい本を読むのを休止して、普通に小説読んだりしてます。
本作ですが、タイトルからして陸サックスプレイヤー(?)としてはやはり気になり、文庫版が出たので読んでみました。で、感想ですが...
相当良い!
ストーリーとしては高校時代のクラブ活動で吹奏楽部にいたメンバーが、先輩の結婚披露宴での演奏を目指して二十五年経って、当時のメンバーで再結成されようとするという話ですが、途中途中で高校時代のエピソードを交え、現在の昔とは違ってしまった自分や友人や先輩、後輩の話を語っていくわけですよ。
高校時代の私はバイトに明け暮れていたので、クラブ活動をしませんでしたが、高校時代に部活に燃えていた方は読んでみるといいかも。もちろん部活をやっていなかった私も楽しかったです。
読むとホントに楽器をやりたくなりますよ。
というか誰かと音楽をやっている時間を共有したくなります。
最近はまた楽器を触る機会が減っていますが、頑張ろう!
2010-02-18 16:22
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