菊地 成孔「東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・歴史編 (文春文庫)」 [読書]
東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・歴史編 (文春文庫)
- 作者: 菊地 成孔
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/03/10
- メディア: 文庫
まだ読み終わったわけではないですが、これが結構おもしろい。著者の菊地成孔さんはスカパラとも競演(いや、もちろんそれだけでなく)されているミュージシャンの方ですが、本書は東大で行われた講義録で、合間に音楽理論を(多少)挟みつつジャズの歴史をわかりやすく解説してくれています。語り口調なので非常に読みやすい。また、途中途中で当時教室で聴講生に聞かせた音源も記載されているので、YouTubeを聞きながら読んでいると非常に納得感がありますねぇ。
で、そんな感じでYouTubeやiTuneでJAZZを何曲も聞いていると、なぜかその反動でロック的なものが聞きたくなり、やっぱりJAZZ全ては受け入れられない体なんだなぁ、と再認識しました。結局、個人的にはスカパラ的な、THE THRILL的な、PE'Z的な感じが好みなんですな。なので、サックスの練習で求める音はそんな感じの音ですね。納得。