個から組織へ… [戯言]

昨日の浦和は負け…
それも追い出した高原に点まで決められて。

今朝の朝日新聞に「個から組織へ」というコラムがありましたが、その通りだと思います。

2006年辺りの浦和は個が優秀だった故、組織的な戦術の共有がそれほど無くてもある程度の意志疎通は可能でした。
しかし、代表に一人も選ばれていない(オリンピックは別だけど)状況で組織として機能できない限り1999年11月27日の悪夢(J2落ち)は再現されてしまいます。

さて以前も書きましたが現在の浦和の状況、まったくもって現在在籍している会社と同じに思えます。

以前は中途入社のエンジニアが個のスキルでもってプロジェクトを推進し、また顧客からの信頼を得ていたのが事実。
その間、会社として何らナレッジ蓄積をせず、また組織としての戦略、戦術を考えずにその場かぎりの売り上げのみに集中。そんな中で新卒採用を実施し、そして彼ら彼女らには社会人教育を施さずに個別の技術教育のみ行った結果、自分の担当分のみ集中し回りとの共同作業ができない、かつそれほどレベルの高くないエンジニアばかりが作られ、そしてそれに呼応するかのように中途入社の経験者の大量退職。

新卒採用の人たちも全部が全部そうではないかもしれませんが正直な話、年数と対応してまともと呼べるのはほんの一握り。もちろん自分の立場上、まったく責任が無いなんて言いません。自分のプロジェクトで関わった人には折を見ていろいろな話をすることで何とかしようとはしていますし、結果的に何とかできた(と思う)人たちもいます。

しかし全体に対しての割合が低すぎるし、以前からの経営層はまったく認識できていない。

そして震災の影響によって(だと思う)仕事量の激減するなか教育やメンタル面で本当に必要な施策は優先度が低くなり、そして更に経験値の高い人は退職していくでしょう。

本当に終わりの始まりなんですね。





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