交換可能か... [戯言]

人の相対的な価値って、交換可能か否か、にあると思うんですね。
もちろん絶対的な個人の価値ってやつもあって、その場合は交換可能云々はいう必要がないと思いますし、できることならば言わない方がいいと思ってます。
で、ここでいう「相対的な価値」ってのは、まぁ、会社とかの集団においてですね。


なんで、こんなことを言い出すかといいますと、私もこう見えて管理職だったりするわけなんですが、色々な事情があって1年間率いた部署を離れ、来月から他部署の管理職として異動するわけです。で、今まで私が見ていた部署は内部昇格とかではなく、別の部署の方が異動されて今後は面倒を見ていくわけです。

でね。

確かに今度移動する部署は現在かなり問題を抱えていて、「ある意味」では見込まれて移動するわけです。「君ならなんとかできる」ってね(まぁ、そう説得されましたけども)。

とはいえだ。

現在の部署については1年間それなりには頑張ってきたわけですね、その前の準備期間も含めて。だけど、今度異動する部署が大変とはいっても、ある意味で「今までの部署の管理はあなた以外でも代用できますよ」つまり「管理職としてのあなたは交換可能ですよ」と言われたような気もしてしまうんですな、これが。
「もう、あなたがいなくても今までの部署は大丈夫だから」ということかもしれないんですが、実情はそうではなく、やはりまだまだ考えないといけないことが沢山あるわけですよ。

でね。

少し考えたんだけど、やはり組織においてはこの「交換可能」か「交換不可能」かって大事なことだと思うんですね。つまり「あなたの代わりは他にいません」って思ってもらえるって、とても大事なことだと思うんですね(もちろんプライベートでもですけど)。異動の話があってから色々と考えているわけですが、たぶん、現在の部署にいる方も含め、会社全体としても「交換不可能」と思われている人って少ないんだろうな、と(まぁ、私も当然含まれていますが)。まぁ、これは会社組織の上層部の考えにも左右されるので、いいか悪いかは別としてですけどね。

でも、積極的な「交換不可能」な存在でなくても、消極的な意味において「君の代わりは他にいるんだから」って安易に思われないようにしないと、ある程度の期間は所属しようと考えている組織内において、かなり住みにくくなるのかなぁ、なんて思ってしまいますね。

正直、以前は私もそうでしたが、会社ともめる頻度が高い人は絶対に「君の代わりは他にいるんだから」って相手に思われているって考えた方がいいですな。しかし、だからといって気に食わない奴におべっか使う訳にはいきません。そうなると、やはり「折り合う」っていうか、上手に付き合うってことが大事ですね。なので、最近はどう上手に折り合うか、ってのが個人的なテーマなんですよね。つまり集団内の「弱い敵」も含めて集団であることを代表する、と(ちょっとオルテガの影響あり)。

なんか良くわかんなくなったんですが、とりあえず部署異動は個人的には結構インパクトのデカイ出来事だった、ということですな。いまだにどう整理できるかが、わからん!(ま、決まってから1週間しか経ってないし)

でも、いいんです!(川平慈英風)

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